2018年上期買ってよかったブログ ~ 30歳子持ちエンジニア編 ~
YYYY年買ってよかったみたいなブログを読むのがめっちゃ好きです
さて2018年も半分終わりかけているので自分も記録に残そうと思います。
ランニング編、自宅PC作業編、子育て編の3パートにわけて記載してきます
ランニング編
1.Apple AirPods
これまでにBluetoothイヤフォンいくつか試してきました。
気になりポイントとしてはペアリングがいちいち面倒。
ランニングしている時にネックストラップがうざいといったことがありました。
しかしちょっとお高いけどAirPodsを使ってすべてから開放されました。
走っていたら取れたりするのかな?とか心配していましたが全くそんなことはありませんでした。
耳からうどん最高!!
www.apple.com
ランニングする時は、kindleの音声読み上げをひたすら聞いています(他の方のブログにとびます) soi24.net
2.Garmin vivosport
いわゆるスマートウォッチです。
ランニングするために買いました。
買うまではランニング中はナイキRUNを使っていたのですが、走りながらiPhoneを見ることはできません。
したがって1km走る毎にかかる音声で自分のペースを把握していました。
走りながら1kmまであとどのぐらいだろー?と気になることが多くなり、時計なら走りながらもっと細かくペース確認したくなりました。
GPS測定ができることのみで探しましたが,デザインも含めてとても気にいっています。 走りながら、今はゆっくり目・今はちょい急ぎ目とすばやくフィードバックを得ることができてよいです。 ランニング始めて半年でハーフマラソンまでは完走できたので、年内フルマラソン完走したい..!
3.ランニングポーチ(FlipBeltのパチモン)
ちょっとした荷物を入れるのに便利。
ポケットに携帯や家の鍵を入れると走る度に上下するのが気になることがなくなりとても幸せ。
自分は携帯と、ウォーターボトル(後述)と家の鍵を入れてます。
4.ウォーターボトル(ランニングポーチに入れやすいもの)
ランニング中に、喉を潤すのに最適です。
飲み物持ち歩くのも面倒ですし、公園とかでどこかにおいたまま走るのも気が引けます。
ちょっとお水飲めるかどうかで持続力だいぶ変わります。
また大会ではボトルに給水することで一気に給水せずに少しずつ水飲めるのがよかったです。
PC作業編
5.PCモニター・モニターアーム
LGの4kの43インチモニターにしました。 またそのままのスタンドだと目線が高くなってしまうことから ギリギリまで目線を下げるためにエルゴトロンのモニターアームにしました。
6.コンテッサ(オフィスチェア)
至高。 自宅で作業すると腰痛くなってしまうやつがなくなった。 自分は後傾スタイルなのでオカムラ一択になる。
肘置きのところで高さ・傾きを調整できるところがとてもよい。 こちらも詳細はPCモニターの記事に詳細あわせて記載してます。
7. HHKB BT (キーボード) 2つ目
キーボード自体はもっていましたが、2つ目購入しました。
いわゆる真ん中で分割されたセパレート式のキーボードを使うのではなく、HHKBというキーボードを2つ使います。
2つキーボードを並べて肩が開く感じに慣れてしまうと、1つのキーボードだと肩が前になっている姿勢が気になってしまって何もできなくなります。
8.コーヒーミル
仕事でふと疲れた時に豆ひくのは、結構よい休憩になる。
いくつか安い値段のものも試してみましたが、豆の挽きやすさ・デザイン・収納性含めて気に入ってます。
夏になった家では水出しコーヒーつくってます。
9.蓋付きタンブラー
氷いれても3時間とか平気で溶けません。
また蓋も開閉が本当に楽。
洗いやすくまさに完璧。
Amazon CAPTCHA
10.ドライEXウルトラストレッチアンクルパンツ
必殺技みたいな名前ですが、ズボンです。 ユニクロ史上最強の商品だと思います。
洗ってすぐ乾くし、風通しよいし、何よりはき心地が最高です。 www.neqwsnet-japan.info
子育て編
11.iPhoneX
iPhoneSEからの乗り換え。
子どもが生まれた時に1眼を買ったのですが重くて全然持ち歩かず・・・。
子どもの写真撮影のために購入。
普段遣いとしてもFaceIDとApplePay本当に便利・・・。
ランニングの時に携帯だけもっていけば、飲食できるのとても便利。
欲を言えば寝転んで片手で持つには端末が重いのでiPhoneSE2が早く出て欲しい。
12.空気清浄機
帰宅したり、赤ちゃんのおむつを交換すると空気清浄機が突然頑張りだします。 なんとなく空気がきれいな気がします(完全に気持ちの問題 Amazon CAPTCHA
13.B型ベビーカー
子どもがある程度おすわりできるようになったので、B型ベビーカーかいました。 圧倒的に軽くて、小回りきくしおどろきます。 奥様の喜び方が半端ない。
あとベビーカーといえば、ドリンクホルダーをつけることができるコレはとても便利です。 item.rakuten.co.jp
別の話ですが、amazonの商品リンク展開されなくなって不便ですね(仕方ない部分ありそうですが)
合わせて、過去の買ってよかった記事も合わせてよんでみてください。
明日夜ご飯いる?の自動化 ~ google app script ✕ slack ✕ google calendar ~
はじめに
- 奥さんから○日は夜ご飯いる?週末の予定は?とよく聞かれるので我が家で導入しているslackから予定確認できるbotを導入した
- google calendarのAPIたたくセットアップが面倒だったので、google app scriptを使った。結果google calendar連携が簡単で、インフラの準備・メンテ不要で楽だった。
できたもの
手順
- slackのincoming webhookを発行
- google app scriptを作成・公開
- slackのoutgoing webhookの設定をする
参考
google app scriptをGETやPOSTでたたけるようにするwebアプリケーションとして導入したことがなかったのでこのあたりを参考にした。 vaaaaaanquish.hatenablog.com
作成したgoogle app scriptのソースコード(エラー処理全くやってないですが・・・)
はまったこと
google app scriptをwebアプリケーションとして公開する場合、毎回バージョンを新規作成しないと変更が反映されない 、
よかったこと
- google calendarの連携が楽。APIのキー用意したり気にしなくてもすんだ。
- herokuとかAPI Gateway Lambdaすら用意しなくてよかった。
最近よく考える「働く」について
はじめに
はじめに断っておくと、超絶まとまりのない文章である。
「働く」について考えたり、ディスカッションをする機会が最近よくある。
個人として長時間労働はしたくない!お金ほしい!っていう単純な欲求もあるが、
それ以外に、抽象的ではあるがもやもや考えている内容を、今回無理やり言語化してみた
本業の会社員で携わる採用支援事業からみた働くについて
所属する会社では採用支援事業に携わっている。 いわゆる就活サイト・転職サイトである。 エンジニアとしてシステムの開発を担当している。
担当しているサービスは、ありがたいことにエンジニアの新卒採用支援ではお客様に貢献できていて評価していただいている模様。
たまに取引先のお話とかを聞くことがある。 エンジニアなら誰でも名前を知っていて良い会社でも、どこの会社も採用にはとても苦労している。 そして苦労して採用したのに、2,3年も立たないうちに他社に転職することも珍しくない。 採用担当の方が転職すると、採用ノウハウもかわってしまうこともある模様。
適切な競争が行われることはよきことではある一方で、 マッチポンプ感がありこれでいいのか・・・という気持ちがある笑
自分自身の直接経験した / していることからみた働くについて
会社員として働く以外にも社会に関わる方法はいくつかある。
- 雇用契約を結んで会社に所属してエンジニアとして働くこと
- 業務委託契約を結んで複業で炎上プロジェクトの沈下のために働くこと
- NPO団体で業務プロセスをいい感じにするために働くこと
- エンジニアコミュニティの技術カンファレンスを盛り上げてるために働くこと
それぞれのコミュニティには存在意義やら目的があり、そこに様々なバックグラウンドをもつ人が集まる。 どのコミュニティの活動においても面白いことも、面倒なことも必ずある。
1つのコミュニティに閉じて活動していると気づけないけど 自分の成長・貢献の場 を複数持てると多様性に気付けるし楽しい。
最近読んだ本からみた働くについて
最近落合さんの日本再興戦略という本を読んだ。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0797K44CH
このまとめがわかりやすい。
気になったトピックはこんな感じ。
- 人口減少と少子高齢化によって働く人口が確実に減る
- ポートフォリオマネジメント→複数の職業をもったうえで、どの職業をコストセンター(コストがかさむ部門)とするか、どの職業をプロフィットセンター(利益を多く生む部門)とするか
- 「ワークアズライフ」の時代において重要なのは、「ストレスフルな仕事」と「ストレスフルではない仕事」をどうバランスするか
- 仕事のポートフォリオマネジメント」も働き方のキーワードに。どうやって哺乳類型の小さくてフットワークの軽い企業をたくさん創り出して、恐竜型のでかい企業とつなげて、これまでと違うイノベーションを起こせるか
- 『自分探し』より『自分ができること』から始める
ポートフォリオの考え方はとても学びがあった。
結局興味のあること
長々書いてしまいましたが今興味あることをあらためて書きだすとこんなかんじ
- そのPJ関わらせてくれから始まるコミュニティのデザイン
- 是非やらせてくれ!って思わせる魅力的な仕事
- ある目的の元で集まったプロジェクト型コミュニティ(クラウドファンディングのイメージに近い)
- 雇用・給与とは別の信用・信頼に基づく新しい会社の形(成り立つかはわからないw
- 個人として積んでいきたい経験
- ユーザー体験をつくること
- システムの設計にもこれまで同様興味はあるものの、ユーザーにどういった価値をつくれるかというところをもう少しやりたい
- ユーザー体験をつくること
- 働きたい人
- 年齢・職業・経験、全然違う畑の人とプロジェクトを通して仲間になりたい
超絶話は変わるが、昔自分が書いたある文章を思い出して引っ張り出してきた(原文ソノママ およそ8年前に書いたと思われる(黒歴史 お題は、理想の1日をイメージして表現してくださいというものだった。
「パパ〜朝だよ。起きて!」私は二日酔いで重たい体を起こす。 リビングにでると妻が毎週決まりのジャンプを用意してくれていた。ページをめくる前に、一番下の娘と今日を迎えることができたことに感謝をし、今日1日の楽しみなことを娘と話した後に学校に送り出した。 それからONE PIECEを読んだ。相変わらずチョッパーでは泣ける。うるせぇ行こうぜ!!!って何だよwww。さて、今日は午後から昔からの仲間を家に呼んでBBQの日だ。 毎週友達が友達を連れてきて、ここでの悪ノリから世の中をオモロくする事業が生まれていくの瞬間に立ち会えるのが楽しみで仕方がない。今日も素晴らしい1日になるとニヤケながら…
今や娘も産まれ、大人になったなとしみじみしつつ、仲間×悪ノリでものをつくっていくことに興味があったらしい。 今後は悪ノリしつつ、BBQもしていきたい
フルマラソンの大会に出た
まとめ
フルマラソンにでたけどハーフ走ったところでリタイアした。 これからは暑くなって、マラソンどころではなくなるので秋以降にリベンジする
改善ポイント
- 今回意図して1km7:30~8:00のゆっくり目のペースを意識したが、ゆっくり走っても長く走れなくて疲れてジリ貧になる。もう少し速い6:00~6:30分/kmペースでも長く走れるように訓練する
- スーパー銭湯ではない、一般的な銭湯は15:00からしか営業していないので時間をみすると銭湯いけない。
今回よかったので次も続けたいこと
- 足の指にぬったワセリンよかった。ラン後に足痛くならなかった。途中も痛くならなかった
- 小さいドリンクホルダーをもっていたので、喉カラカラにならずに適度に給水できた
- 補給剤(干し梅・ゼリー・タブレット)みたいなの食べながら走った(これが効いたのかよくわかっていない)
- 出展してたサングラスメーカーがいたので、その場でサングラスを借りて走ったけどいい感じだった
- 飲んだ後のビール
自宅の作業環境改善 43インチモニター43UD79-Bとコンテッサセコンダ買った
まとめ
自宅のデスクの環境を整備して、だいぶいい感じになった。 かなりよい。完成形に近い。
モニター
マルチディスプレイ3枚(27インチ、23インチ、23インチ)からディスプレイ1枚に変更した。 43インチディスプレイでかいけど、3枚ディスプレイより場所スッキリするし、ベゼルとかないのでいい感じ。 机が大きい or 椅子が後傾のものじゃないとモニターと距離近くなりがちかもしれません。
商品はこちら www.lg.com
マルチディスプレイのときの写真
(娘とペアプロしてるw)
43インチ1枚の写真
モニターではこんな感じでアプリケーション配置して作業している。 MacのアプリケーションのBetterSnapToolで設定した。
また43インチだと、標準のスタンドを使うと少し見上げる必要があり首が痛くなりそうな感覚がある。 エルゴトロンのモニターアームを用意して、ぎりぎりまで机に下げることで見上げる感覚はなくなって快適。
商品はこちら
椅子
コンテッサセコンダを買った。 最高と言わざるをない。
手元で椅子の角度と高さを調整できるのが最高な感じ。
商品はこちら
キーボード
会社の人がHHKBの二刀流をやっていて真似してみたがとてもいい。 肩をひらいた自然な姿勢でタイプできているのがわかる。 自宅と会社の据え置きのHHKBを持ち歩きが面倒だが、手元にHHKB4つ持つのはさすがに異常な気がしている。
エンジニアリング組織論への招待の1章思考のリファクタリングを読んで
はじめに
仕事してる時に、なんかハマってるなーというのを言語化したかった。 手元でちらっと読んでいたエンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング~にヒントがあると思ったので読んでまとめた。
本自体は不確実性と戦うためにはどうしたらよいかというテーマで書かれている 今回は1章の思考のリファクタリングを読んだ。 読んだ感想としては、これで解決とはいかないが、自分の狙いどおり言語化できたので一歩前に進めた気がする。
1章の強引3行まとめ
- エンジニアリングとは不確実性を減少させるための情報を効率よく獲得することによって、曖昧なモノを具体的なモノとしていく過程における行為と定義
- 不確実性は現時点で頭で考えてもわからないもの、つまり「未来」が原因で発生する。未来の不確実性を効率よく減少させるためには、本来人間が持っている「論理的思考の盲点」「経験主義と仮説思考」「全体論とシステム思考」という3つの思考の不完全さに注意をし、情報獲得のための思考・行動をする必要がある。
- 不確実性は、「他人」が原因で発生する。別の自意識を持っている人間間の情報をすべて一致させることは不可能という前提にたった上で、「情報の非対称性」と「限定合理性」の2つを防ぐために、情報の偏りをなくすコミュニケーションを行う必要がある。
以下自分の読書メモ
- よりよい思考を行うため(思考のリファクタリング)に、エンジニアリングとは何か
- エンジニアリングで取り扱う不確実とは何か
- 不確実は何が原因で発生するものか
- 不確実の原因を扱うためにはどのような行動を行う必要があるか
エンジニアリングの定義
- エンジニアリング 「工学」の語源をみると、なんか役に立つものを実現していく学問。
- つまりエンジニアリングとは実現していくための科学。
- 実現するプロセスを考えると、最初はとても曖昧な状態、最後は曖昧さの全くない具体的な成果物・状態。
- 曖昧さを減らし、具体性・明確さを増やす行為にエンジニアリングとは何かの答えがありそう
- エンジニアリングの本質は不確実性を効率よく削減していく行為であると定義
不確実とは何か?
- 不確実とは何が起こるかわからない状態のこと。
- 不確実を減少させる知識のことを情報と定義(何が起きるかわからない→ある程度わかるの差)
- 不確実は未来と他人が原因
- 未来はそれがやってくるまでわからないこと。頭で考えてもわからない
- 行動し観察することで情報を得る
- 他人は自分という人間と全く別の自意識をもっていて、すべての情報を一致させるのは不可能。音声・テキストという手段を使っても正しく伝わらない。正しく伝わったとしても行動するとは限らない
- コミュニケーションを行うことで情報を得る
不確実性の削減をするためにハマりがちな罠を、仕事と学力テストの比較を例に理解する
- 仕事と学力テストの違いを意識した上で行動しなければ、これまで訓練してきていないので当然苦しむ。(以下のカッコ内に学力テスト→仕事の形でそれぞれの違いを表記)
- 論理的思考の盲点(一人で取り組む→複数人で取り組むの違い)
- 自分が論理的でない可能性があり、また他人も論理的ではない可能性もある中で問題解決に望む
- 論理的であるためには、正しく事実を認識すること・感情ではなく事実に基づいて演繹を行う
- 自分が論理的でない可能性があり、また他人も論理的ではない可能性もある中で問題解決に望む
- 経験主義と仮説思考(問題文の情報がある → 問題設定すらされていない)
- 情報がない場合には、まず情報を入手するために行動し観察をして情報を獲得した上で初めて問題解決ができる
- 限られた情報から全体像を想定し、確かめることで問題解決を行う
- 全体論とシステム思考(問題も答えもただ1つ → 問題も自分で設定する必要があり、答えも1つではない)
- 正解は1つではない。時間と資源の制約の中で正解に近づく1手を打ち続ける
- 正解が用意されてるわけではないので、何が正解かを自分で設定する必要がある
論理的思考の盲点について詳しく知る
- 論理的思考とはルールと事象から結論を導く演繹的思考のこと。
- 論理的思考には2つの重要な前提がある
- ルールと事象(考えのもとになる事実)を事実と意見を混ぜずに、正しく区別・認知すること
- 感情を混ぜずに正しく演繹できること
経験主義と仮説思考について詳しく知る
- わからない場合は調べるしかないというのが経験主義。
- 未来の不確実なものを少しでも明らかにするためには、行動することによって未来を現在に近づけることにより確かめるしかない。
- 情報がないなら、問題をはっきりさせるためにどのような次の一手を打てばよいのか考える。
- 今わからないということ自体が次の一手への重大なヒント。つまり何がわかれば次に進められるかを考え、それを確かめる問題に変換すればよい。
- 少ない情報で大胆に考えるというのが仮説思考
- ルールと事象から結論をだす演繹法。複数の事象から結論をだすのが帰納法。事象と、それを説明可能にする大胆な思考展開・モデル化により検証するための行動を結論として出すのを仮説思考という。
- 何か新しいビジネスやシステムの開発を行う場合、不確実性が大きい段階で大きな意思決定をすると投資すべてが無価値になる可能性がある。
- 利益の変動幅が大きい場合、その確からしさを安価に確認することができれば、大きな投資を行う意思決定を遅らせることができ、不確実でリスクの大きな意思決定を避けることができる。仮説検証によって小さなコストで確かめることができる。
全体論とシステム思考について詳しく知る
- システムの語源はギリシャ語。「共に」+「立てる」=「組み立てる」ということを示している
- システムはは全体の関係性をとらえること
- 細かい要素に分解しその要素の性質を知ることで全ての現象説明できるこの考え方を要素還元主義的な思考と言う。例えばロジカルシンキングの1部として利用されるロジックツリーの要素還元主義的な発想である
- システム思考においては、個々の要素の間にどのような関連性があるか考え記述する。
- 利益 = 売上(=客数×単価) - コスト(=原価 + 販管費)の例を考えた時に、ロジカルシンキングだと単価あげたり、販管費下げたりすることによって利益をあげようと試すと関連する別の要素に影響をおよぼすことに気づけない。これらは独立しておらず、要素間で関連がある。
- 部分だけしか見ないことで対立が起こり、全体にとって的な答えかどうかの判断がつかないため局所最適化で争うことになる。
- システム思考において重要なのはフィードバックサイクルと言う考え方
- 全体の関係性を見ることによって対立を解消する。顧客満足やユーザーアクティブ率、単月の売り上げと言う比較ができないものであっても、もう一回層上からビジネスという全体のシステムを捉えてあげることで比較可能なものに変換できる。
- 成果物であるプログラミングの何を持って良いとするか基準については必ず前提がある。
- 問題設定や、開発時の状況等の前提に基づき、初めて良い・悪いが初めて判断することができる。
- 良いプログラムには問題解決の眼(視野・視座・視点)がある。
コミュニケーションの不確実性
- エンジニアリングは複数人のチームで何かを実現する工程
- 人は他人や事象を完全には理解できないという「他者理解の不確実性」、コミュニケーションが到達するとは限らない「伝達の不確実性」、仮に理解されたとしても行動するとは限らない「成果の不確実性」の3つの不確実性がある
- これらの不確実性によって、知っている人/知らない人の分断という「情報の非対称性」、自分にとっての正解が全体にとっての正解にならない「限定合理性」の問題を引き起こし良くない結果を生む。