LTでウケを狙って挑戦し続ける漢たちの背中を押すために考えたたった1つのこと #vgadvent2014
この記事はVOYAGE GROUP エンジニアブログ Advent Calendar 2014の8日目の記事として投稿しています。
みなさんLTはお好きですか?
はい、好きです。と答える人がほとんどだと思います。
僕も大好きです。ただ慣れない人には、とてもハードルが高いもののように感じるかもしれません。
カンファレンスに参加すると技術的にもネタ的にも非常にレベルの高い発表ばかりで、チキンの僕はびびってしまいます。
しかし誰だって最初から技術的に価値のあること・爆笑できるネタの仕込みがうまかったわけではないと僕は思います。そして今この瞬間もウケるを狙うための漢たち*1の挑戦が日夜繰り広げられていると思います。
そんな挑戦する漢たちの背中を押したい
その場のいる人の雰囲気、発表者のネタ・キャラクター、LTのウケを構成する外部要因はたくさんある中、私がたどり着いた1つの仮説はこれでした。
聴衆が参加して盛り上げればいいんじゃないか
逆説的ではありますが、こうすることで人数が多くなっても距離感が遠くならず盛り上げる事ができると思いました。 というわけで聴いてる人も参加できるシステムをつくってみました。
つくってみた
エンジニアたるもの仮説をたてたら、つくって検証せざるを得ませんね。
画面はこちら
なおDemoはこちらで触れます。
機能としてはシンプルに2つしかありません。 LTを聞く人たちが、面白いなとおもったタイミングでクリックを押すと、へぇという音楽がなることと同じ画面を開く人に対して合計のへぇ数がカウントアップされる。 発表者が変わると、発表者名とへぇ数のカウンターを変更することができる。
実際にやってみた。
実験をしてみました。2014年12月4日に社内のLTがあったので実践投入してきました。 色々やってはいたものの、ちゃんと仕様を決めたのが前日22:00頃なので、結構な炎上案件です。 如何にハリボテを、騙して機能要件を満たすかは僕的には醍醐味です。
ちなみに当日のLTの発表内容です。 今回は全体としてネタタイトル多めでした。
- ラーメン食べるために入社したけど質問ある?
- 睡眠改善セミナー
- Scalaのコンパイル速度の話が聞きたいだろうし、するつもりだ
- 人はなぜ壁を登りコードを書くのか?
- きれいなコード
- はじめてのコレポン。
- 新宿系エンジニアの日常
- 自炊系男子
- イイね効果比較!
- Hybridな環境を一年運用してみて
- 下北沢移住のすゝめ(仮)
- ミステリーサークルのすゝめ
- Agile Linking and Fielding
結果
- 発表数: 14
- 合計へぇ回数: 1452回
- 平均獲得へぇ数: 103回
- 最大獲得へぇの発表: 431回
およそ2時間の発表だったので、5秒に1回へぇという音がこだましていた計算です。
まとめ
そこそこ押されてたからよしとします。
個人的には、「あっーーー!!!いま○○さんすべりかけたーーー!!!」みたいなタイミングで、すかさず会場の誰かがならした「へぇ〜」という音で会場に笑いが起きていたので、最初に掲げた挑戦する漢たちの背中を押せたと思ったのでよしとします。
ちなみにVOYAGE GROUPでは3ヶ月に1回社内で、LT大会をしています。気になる技術ネタから、ライトなノウハウ共有、ネタ発表等を交えながら、楽しく交流出来たらなと思っています。次回開催は2015年3月なので興味ある方は是非社内の知り合いや、僕までtwitterとかで気軽にこえかけてもらえれば誰でも参加できます。
明日の担当は@tana_raです。お楽しみに。
*1:*1 ネタ色を高めるために本文中で、漢という言葉を使用していますが、VOYAGE GROUPでは女性エンジニアも活躍しております
*2:※2 Special Thanks トリビアの泉 リアルへぇ~ボタン----僕の見た秩序。 WebGLでへぇボタンを、自作しようとして天国が見えていた時に救いの手を差し伸べてくださりました。